| 心臓血管外科専門医認定機構からのお知らせ心臓血管外科専門医規則が改訂されましたので、ご通知致します。なお、内容の一部は既に通知済みです。1.更新申請について 1)術者及び指導的助手100例以上の症例について
 
(1)2011年の更新者から「動静脈シャント」は除かれます。なお、2012年の更新者から経皮的血管形成術も除かれます(これは、施設基準の場合でも同様に除かれます)。2)2012年の更新者から日本外科学会定期学術集会に1回以上の参加が必要となります。(2)2011年の更新者から「50例以上は難易度B以上でなければならない」となります。
 3)専門医更新申請者は5年間を通しての会員歴が必要です。
 2.心臓血管外科専門医資格について心臓血管外科専門医新規申請および更新申請においては、外科専門医資格が必須条件となります。更新制度のない外科認定医は認められません。
 3.新規申請について1)医療安全に関する講習会について
 5年間に認定機構あるいは構成3学会が行う医療安全講習会を2回以上受講していること(ただし2011年は1回で可)が必要となります。
 2)修練医登録について
 修練医登録を必ず行って下さい。
 2014年から2年間以上、2015年から3年間以上の経験症例の登録歴がないと、新規申請ができなくなります。
 4.体外循環技術認定士の常勤について2015年から、修練施設に体外循環技術認定士が1名以上常勤することが認定条件に加わります。ただし、血管外科専門施設は除外します。なお体外循環技術認定士の認定には、3年連続のJaSECTセミナー参加が必要です。体外循環技術認定士の数を増やすため、2011年からJaSECTセミナーを年2回開催(1回は胸部外科学会開催時)することにいたしました。修練責任者におかれましては、自施設の体外循環技術認定士の養成にご尽力ください。
 5.心臓・胸部大血管手術の施設基準引き上げの件2011年実績に基づき2012年から、心臓・胸部大血管手術の施設基準を、現行の25例以上から40例以上に引き上げます。
 6.手術記録の記載について手術記録には術者と指導的助手(それに類似する名称を含む)を明記してください。術者欄に2名記載することは原則として認めません。
 2010年12月三学会構成心臓血管外科専門医認定機構
 代表幹事:幕内 晴朗
 |