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施設群形成のご案内(申請締切 3月31日)

2020年2月25日

修練施設修練責任者の先生方

 新専門医制度に向けて施設群の形成の準備をお願いする文章を昨年末にお送りしたところです。その後、厚生労働省医道審議会医師分科会医師専門研修部会や日本専門医機構からのサブスペシャルティ専門医に関する動きはまだないのが現状ですが、施設群づくりにはある程度の時間がかかるため、申請様式を公開して施設群の申請を進めて頂くことになりました。様式に従って施設群の申請を出していただき、日本専門医機構側の準備が整った段階で日本外科学会、日本専門医機構の承認を得て適切と判断されるカリキュラム(病院群)には修練カリキュラムの詳細の提出をお願いして専攻医の募集を開始する手順になると思います。新専門医制度1年生の専攻医は既に外科専門研修2年目を終えようとしており、連動型であれば昨年4月から心臓血管外科修練が始まっているはずですし、単独型でも来年4月には心臓血管外科修練に入ってもらう必要があります。そのような状況の中で少しの遅れも許されないので、日本専門医機構の体制が整い次第、心臓血管外科修練カリキュラムを認定することが出来るように準備を進めたいと考えているところです。
 厚生労働省、日本専門医機構の方のスケジュール感が不明である中で締め切りを切って登録を進めて頂くことも難しいのは事実ですが、一応は3月31日火曜日締め切りとして施設群の様式をご提出いただきたいと思います。
 まだまだ不確定な部分が多い中で、皆様にご負担をおかけしますが、どうかご協力をよろしくお願い申し上げます。

2020修練施設群申請 申請案内-1 >> PDF

2020年心機構認定修練施設群・申請書式 >> Excel

「新専門医制度 サブスぺシャルティ心臓血管外科専門医制度の対応」2020年3月 >> PDF

心臓血管外科専門医認定修練施設(基幹施設、関連施設)の修練責任者の先生方

2019年12月

 いつも心臓血管外科専門医制度の運営にご協力くださり有難うございます。
 さて、懸案であります新専門医制度でのサブスペシャルティ研修ですが、来年の4月から始められる可能性が高くなっております。つきましては修練施設群を作って頂く必要がございますので、その準備に取り掛かって頂きたいと思います。
 もちろん、サブスペシャルティである心臓血管外科研修はカリキュラム制で行われますので、プログラム制のような厳格な施設群を考えているわけではありませんが、下記の条件を満たすような施設群の形成の準備をお願いします。

【修練施設群条件】

  1. 1)先天性心疾患、2)成人心疾患、胸部大血管疾患、3)腹部・末梢血管疾患、4)血管内治療の4領域の手術経験を求めていますので、4領域を研修できる施設群としてください。なお、各領域のminimum requirementはそれぞれ10例の手術経験(術者、助手を問わない)としています。
  2. 施設群全体で年間500例以上のNCD登録心臓血管外科手術を行っていることを条件とします。複数の修練施設群に所属する場合にも、症例数を按分する必要はありませんので、全症例提出してダブルカウント、トリプルカウントでも構いません。
  3. 専攻医2人に対して専門医が1人以上勤務している体制としてください。
  4. 施設群内に複数の基幹施設があることは問題ありませんが、その一つを修練統括施設としてください。修練統括施設には複数の修練指導者が常勤していることが必須で、うち1名が修練統括責任者(カリキュラムディレクター)となります。
  5. 関連施設だけでは修練施設群は作れません。上述の通り、複数の修練指導者が常勤する基幹施設が施設群のなかにあり、修練統括施設とならなければ施設群は形成できません。

【スケジュール予定】

令和2年1月下旬に施設登録様式を公開
令和2年2月末を締め切りとして施設群登録提出

なお、新たに日本専門医機構から求められている項目に対応するために、以下の条件を追加する予定です。

  1. 修練開始登録から3年〜9年の間にサブスペシャルティの研修を終えなければならない。
  2. 1年間に手術症例として登録できるのは全体の必要数の半分までとする(CAP制)。
  3. 研修終了後5年以内に専門医試験に合格しなければ研修実績は無効となる。

修練施設群形成に関するQ&A

Q1 連携施設としては、認定修練施設でない他施設との連携は可能か?
A1 連携する施設は、認定修練施設であることが条件です。
Q2 連携施設に修練指導者がいない場合、連携できるか?
A2 修練指導者がいない場合は、認定修練施設から外れますのでできません。
修練指導者が交代された場合には3か月以内に修練責任者の変更届をご提出してください。
(心臓血管外科専門医認定制度規則第5章による)
Q3 専攻医を育てない場合、修練施設群形成に入らなくてもよいですか?
A3 結構です。
Q4 修練施設群の症例カウントが4000例になるメガ施設群でも可ですか?
A4 可能です。
Q5 1施設でも修練施設群形成となりますか?
A5 条件を満たしていれば可能です。
Q6 統括施設同士が連携を組むことは可能ですか?
また、その場合、それぞれの連携先も連携施設とできるか?
A6 統括施設同士で連携を組むことは可能です。
統括施設が別の施設群に入った場合、連携施設(基幹施設)として入ったということになります。
統括施設に付随する連携施設までふくめることにはなりません。連携施設リストに記載のない施設は回れません。ただし、カリキュラム移動に大きな制限はありません。
Q7 複数の大学のカリキュラムに入り、研修する専攻医の修練施設を増やすことは可能か?
また、複数カリキュラムの場合、専攻医の修練状況をどのように評価するのか?
A7 施設群の中での修練を行うことを原則とします。
専攻医は複数のカリキュラムに属することはできません。
Q8 修練施設群は、4領域500例以上で、専攻医としては1領域10例以上経験できる施設群となりますが、施設群で1領域あたりの規定は、専攻医と同様10例以上ということでよいでしょうか?
専攻医の中には先天性以外の3領域を主に経験する場合もあり得ますか?
例えば:
1)先天性心疾患 3例、2)成人心疾患、胸部大血管疾患 200例、
3)腹部・末梢血管疾患200例、4)血管内治療 100例
A8 施設においてその領域の修練が可能かどうかは、修練責任者の判断となります。過去の実績から考えて、3年間に必要とされる症例数の修練を専攻医に提供できると修練責任者が判断されたら、経験可能としてください。ですから、施設としてその領域の症例が何例という数字はありません。
専攻医が経験すべきminimum requirementは3年間で10例です。
Q9 関連施設の場合、親施設として基幹施設が登録されておりますが、基幹施設と修練統括施設が異なってもよろしいでしょうか?
A9 親施設となっている基幹施設が修練統括施設にならなかった場合にはそれもあるでしょう。
Q10 今回申請した施設群は、毎年変更が可能(更新される)のでしょうか?
追加したい連携施設が出来た場合には、随時追加することが可能なのでしょうか?
A10 日本専門医機構では、基盤領域のプログラムにつき、毎年更新を求めてきていますので、恐らくは、サブスぺカリキュラムも毎年更新を求められると思います。
Q11 現在、認定修練施設申請中であるが、統括施設申請が可能か?連携施設となれるか?
A11 可能です。
Q12 心臓領域は、CongenitalとAdultでそれぞれ連携先が異なるが、診療科で連携してもいいか?
A12 病院として1つの施設群の中に連携先を入れておいて下さい。
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